2010年02月01日
【龍馬伝】をより楽しく見る為にその1【勝海舟】♪
大河ドラマ♪
【龍馬伝】
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/
坂本龍馬の生涯を、岩崎弥太郎の視線から描くオリジナル作品。
視聴率も好調なようで・・・・。
TVを見る習慣のないオイラさえも見たいと思う作品です。
しかし、【龍馬】と言うと、どうしても。

司馬遼太郎の小説。
【竜馬がゆく】のイメージなんだよね。
いろんな龍馬をタクサンの小説で読んだんだけど・・・・。
オイラは、やっぱ、【竜馬がゆく】の龍馬が一番好きですね。
え~。
龍馬と言えば、師匠である【勝海舟】
坂本龍馬の文久3年の姉(乙女)宛ての手紙には♪
「今にては日ノ本第一の人物勝麟太郎という人に弟子になり」
と、あります。
【龍馬伝】でも、勝海舟との出会いや別れなどは物語の核になるでしょうね。
どのように描くのかなぁ~。
DE、余計なお世話ですが・・・・・。
【龍馬伝】をより楽しく見る為に!
勝海舟の 回想録談話記録である『氷川清話』の購読をお勧めします。
『氷川清話』は、とても入手しやすい本で、BookOffなんかにもありますよ。
ただ、この『氷川清話』は何種類もあり、いろいろ編集されているようで・・・・。
オイラも角川文庫版を一冊所有しています。
ま、時代の雰囲気?はバッチリわかりますがね・・・。
『氷川清話』には幕末から明治の有名人が沢山登場します。
あくまで、あの【勝海舟】大風呂敷(失礼)の視点ですのであしからずっ。
では、『氷川清話』から【竜馬】のくだりを引用。
『坂本龍馬がかつておれに、先生しばしば西郷の人物を称せられるから、拙者も行て会って来るにより、添書をくれといったから、早速書いてやったが、その後、坂本が薩摩からかえって来て云うには、なるほど西郷という奴は、わからぬ奴だ。少しく叩けば少しく響き、大きく叩けば大きく響く。もし馬鹿なら大きな馬鹿で、利口なら大きな利口だろうといったが、坂本も中々鑑識のあるやつだよ』
『土佐では、坂本と岩崎弥太郎、熊本では横井と元田だらう。坂本龍馬。あれは、おれを殺しに来た奴だが、なかなか人物さ。その時おれは笑って受けたが、おちついてな、なんとなくおかしがたい威権があって、よい男だったよ。』
DEDE。
司馬遼太郎氏が『氷川清話』について曰く。
「明治20年代のこのころ、西郷はたしかに巨人でしたが、竜馬はほとんど無名に近かった、海舟は忘れられていく巨人竜馬を哀惜して言ったのでしょうね。」
とのこと。
司馬遼太郎氏に幕末の奇跡と言わしめた坂本龍馬。
その2は、気が向いたときに。
多分、次回は、【武市 瑞山/たけち ずいざん】かな?
Posted by オグリン at 15:18│Comments(0)
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